今回はレッツ2のホイールベアリングの交換作業を紹介したいと思います。
ベアリングの交換は初めてで、自分に出来るか不安でしたが、意外と簡単でかかった費用もベアリング代の462円で修理することができました。
作業内容も全然難しいことはないので、ホイールベアリングの交換に挑戦してみようと思う人は参考にしてみて下さい。
ヤフオクで落札したホイールが・・・
レッツ2のフロントフォークがダメになったので、ヤフオクでホイール付きのフロントフォークを落札したんです。
現在使っているホイールよりキレイだったので、そっちをメインに使おうと新品のタイヤを組んだら、その直後にホイールベアリングが破損していることに気づきましたΣ(゚Д゚)
マイナスドライバーでこじると、ベアリングのボールがバラバラになってとんでもないことに・・・
せっかく新品のタイヤを組んだのに(怒)
またタイヤを外そうかと思ったけど、ホイールは結構きれいだったので、ホイールベアリングを交換することにしました。
反対側のベアリングは大丈夫そうだったので再利用します。
ホイールベアリングの購入
近所の自動車部品店に電話すると、なんとバイク用の部品は注文できんだと・・・
うちじゃ検索できんからムリといわれました。
しかし品番が分かれば取り寄せは可能だというので、すぐに自分で検索。
レッツ2のホイールベアリングで検索すると品番08113‐62007でした。
っていうか、たぶん原付スクーターのホイールベアリングは全部同じだと思う。
あと別に純正品じゃなくてもホームセンターに普通に売っています。
ベアリングって規格品なので、サイズは共通なんですね~
試しに古いベアリングもってホームセンターで確認したら全く同じでしたので。
耐久性も変わらないと思います。
部品代は462円でした。
ちなみにホームセンターの方がちょっと高かったです。
バイク屋で部品頼めばいいじゃんって思うかもしれませんが、うちの近所のバイク屋は評判が悪いので、あまり関わりたくないんですよ。
まぁそのおかげで今じゃほとんどの整備を、自分でできるようになったわけだけどね。
ホイールベアリングの外し方
ホイールベアリングの外し方は、本来ならコンクリートアンカーという、ホームセンターで100円ぐらいで売っているものを使用するみたいです。
しかし今回は手前のベアリングのインナーの部分が取れているので、19㎜のソケットを使って外していきます。
まず19㎜のソケットを挿入してハンマーで叩きます。
結構強く叩かないと外れないので、力いっぱい叩きましょう。
潤滑剤を吹いた方が外れやすいです。
ベアリングが外れたらホイールをひっくり返し、反対側のベアリングも同様に19㎜のソケットを使って取り外します。
裏表のホイールベアリングを外した状態です。
ホイールベアリングの挿入
ホイールにベアリングを挿入していきます。
刻印のしてある方を外側に向けて置き、古いベアリングを重ねてハンマーで叩き入れます。
何も考えずにハンマーで叩いていると、古いベアリングも一緒にハマってしまいました。
これじゃ古いベアリングが取れなくなってしまうので、19㎜のソケットに変えてハンマーで叩き入れます。
ハンマーで叩いていくとどこまでも入ってしまうので、ちょうど挿入ヵ所のきわに揃うぐらいにしておきます。
もし入りすぎてしまった場合は、反対側から叩き出しましょう。
今度は反対側にベアリングを入れていきますが、その前にスペーサーを先に入れます。
ブレ防止のリングがボロボロになってるけど気にせず再利用!
このリングってあってもあまり意味ないと思う・・・たぶん。
とりあえずスペーサーを挿入したら、また古いベアリングを重ねてハンマーで叩き入れます。
こちらはホイールのきわに揃えてしまうと、キャップがハマりません!
しかし叩き込みすぎると、中に挿入したスペーサーにベアリングが干渉して、ベアリングの動きが悪くなってしまいます。
なのでキャップがハマるころまで叩き込むのがちょうどいいです。
キャップがハマるか何度も確認しながら、少しずつ叩き込みましょう。
完成!
スムーズにホイールが回転するか、フロントフォークに取り付けて確認してみます。
回してみると超~スムーズに回る!
まとめ
いや~初めてのホイールベアリングの交換で不安だったけど、やってみると全然簡単でした!
何の知識もなかったけど何とかなるもんですね~
ほんとはベアリングの挿入は機械で圧入するんですが、みんな結構ハンマーで叩き入れる方法でやってます。
ベアリングにとってはあまりよくないですが、それで不具合が出たというのはあまり聞かないので大丈夫?かも。
まぁホイールベアリングもそんなに高いものでもないし、バイク屋に頼むなら自分で挑戦するのも悪くないと思います。
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