今回は原付スクーターのリアタイヤの外し方を紹介したいと思います。
リアタイヤを外せるようになると、当然マフラーを外せるようになるし、ブレーキシューの交換もできるようになります。
あとタイヤ交換に挑戦したい人は、タイヤを外すことができないと話になりません。
慣れれば簡単ですが、初めての人は勝手がわからないと思うので、注意するポイントを交えて紹介したいと思います。
必要な工具
タイヤの取り外しに必要な工具は、タイヤを外すにはまずマフラーを外さないといけないので、マフラーを外す工具も必要になります。
マフラーを外すのに必要な工具は車種によって違います。
六角レンチセットや8㎜~12㎜のソケットレンチなどは100均にあるので、セットになったものを買っておくと便利ですよ。
下の写真の左側3個は100均の工具です。
これが意外と便利なんですよ~
こんなものまで100均で手に入るなんて、いい世の中になったもんです。
あとホイールナットは22㎜なので、別に用意する必要があります。
さすがに22㎜のソケットは100均にはないので。
これから整備を自分でやろうと思っている人は、10㎜~24㎜までのソケットレンチセットの購入をお勧めします。
自分で整備すればすぐに元が取れますよ。
あと潤滑スプレーもあったほうがいいです。
マフラーの外し方
紹介するのはレッツ2になりますが、原付スクーターならほぼ同じになりますので参考にして下さい。
まずマフラーとエンジンを繋いでいるボルトを外します。
レッツ2の場合は六角穴付ボルト5㎜になります。
車種によって10㎜のボルトの場合もあります。
ここのボルトは錆びていることが多いと思うので、ステンレスのボルトに交換することをお勧めします。
ステンレスだとほぼ錆びることはありません。
ここのボルトが錆びてると、取り外すのにかなり苦労します。
潤滑スプレーを吹いてもダメな場合は、ホームセンターでネジザウルスという、錆び付いたり、舐めたボルトを外す工具があるので、それで外してください。
ネジザウルスを購入しても多分バイク屋に頼むより安くつきます。
次にマフラー本体を固定しているボルトを外すんですが、ここで注意が必要です!
マフラーを外すときは、マフラー本体を手で支えて外すようにします!
マフラーは結構重いです!
なのでボルトを外すとき手で支えないと、マフラーの重量でネジの溝を潰してしまうので注意!
僕は2本ともネジの溝が潰れてしまい、今は細いボルトをナットを使って固定しています。
マフラーなんてボルト4本で固定されているだけなので、慣れれば5分もあれば取り外すことができるようになりますよ。
タイヤの外し方
マフラーを取り外したらもうタイヤを外すことができますが、一人でやるにはちょっとコツがいります。
ホイールナットは22㎜になります。
まずセンタースタンドを上げてタイヤを地面に設置させます。
サイドスタンドがあるならかけておいた方がいいです。勢い余ってコケる場合があるので。
ソケットレンチをナットにハメて、しっかり両方のブレーキレバーを握り、体重をバイクに掛けて車体が動かないようにした状態で、ソケットレンチを足で蹴ってボルトを緩めます。
足がつりそうになる場合があるので注意(>_<)
僕はいつも一人で作業しているので・・・
二人でやれば簡単なんですけどね。
ナットを外したらホイールを前後左右に揺するようにして取り外します。
ギアが咬み込むようにハマっているので、そのまま引っ張ったのでは簡単に外れません!
もし外れにくい場合は潤滑スプレーを吹いて揺すってみて下さい。
あとタイヤを取り付けるときはナットの向きに注意が必要です!
ホイールナットは緩み防止のためUナットになっているので、カシメの付いた方を外側にして締めるようにします。
上の写真で言えば左側の向きが外側を向くように締めます。
タイヤの取り付けは、逆の手順で作業すれば問題ありません。
まとめ
今回一人で作業しましたが、二人でやれば簡単に楽にできます。(僕はいつも一人でやってますが)
タイヤを外すことができれば、次はタイヤの組み換えに挑戦してみましょう(笑)
まぁタイヤの手組はちょっと慣れるまで厳しいかもしれませんが、やらなければいつまで経ってもできないままです。
慣れれば簡単ですけどね~
自分でやらなくても、タイヤを外した状態でバイク屋にもって行けば、工賃の節約になるとおもいます。
タイヤの手組のやり方の記事も紹介しているので、興味があれば参考にしてみて下さい。
タイヤ交換のやり方を詳細に紹介
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