ハイスピードプーリーにドクタープーリーの組み合わせがダメな理由

バイク/エンジン/駆動系
スポンサーリンク

前回レッツ2でハイスピードプーリーにドクタープーリーの組み合わせを試してみたんですが、その結果は最高速60㎞/h程度という期待外れの結果になりました。

その原因を究明した結果、多分これが原因なんじゃないかというのを、自分なりに推測してみたので参考にしてみて下さい。

スポンサーリンク

純正プーリーとハイスピードプーリーの違い

純正プーリーにドクタープーリーの組み合わせは最高速70㎞/hぐらいでるのに、ハイスピードプーリーにドクタープーリーの組み合わせだと60㎞/h程度しか出ないということは、プーリーに原因があるといえます。

ちなみに使用したのはKN企画のハイスピードプーリーになります。

ここで純正プーリーとKN企画のハイスピードプーリーの比較をしてみます。

左側がハイスピードプーリーですが、ウエイトローラーが外側まで広がるように加工されています。

しかしここで気づいたんですが、ハイスピードプーリーの方がローラーの溝の角度がきついんです!

下の写真の矢印の部分を見てもらえば分かると思いますが、明らかに左側のハイスピードプーリーの方が角度がきついです。

右側の純正プーリーの方が溝の角度が緩やかです。

下の写真は赤い線でプーリーの溝の角度を表してみました。

上がハイスピードプーリーで下が純正プーリーです。

分かりやすく大げさに角度を表してみました。

ハイスピードプーリーの方が角度がきついので、ローラーの角の部分が引っかかってちゃんと移動できないのでは?

だから最高速が伸びないような気がする・・・たぶんこれが原因でしょう。

純正プーリーの方はローラーの溝の角度が緩やかなので、ドクタープーリーがスムーズに移動できます。

こちらの動画を見てもらえばハイスピードプーリーと純正プーリーの違いがよく分かると思います。

純正プーリーにドクタープーリーの場合

 

ハイスピードプーリーにドクタープーリーの場合

 

丸型ウエイトローラーなら引っ掛かることなく移動できるけど、ドクタープーリーは特殊な形をしているので、角度がきついハイスピードプーリーには相性が悪いかもしれませんね~

全てのハイスピードプーリーがダメってことはないかもしれんけど・・・

 

ハイスピードプーリーと純正のランププレートの比較

ハイスピードプーリーと純正プーリーのランププレートの違いを比べてみました。

下の写真を見てもらえば分かると思いますが、ハイスピードプーリーのランププレートのほうが小さいです。

黒いスライドピースがハイスピードプーリーです。

これってどうなんですかね?

純正のランププレートのほうが最高速には有利なような気がするけど気のせい?

スクーターの駆動系は色んな部品が複雑に噛み合って性能を発揮しているので、詳しいことはよく分からん(。´・ω・)?

まとめ

純正プーリーにドクタープーリーの組み合わせだと70㎞/hぐらいでるのに、ハイスピードプーリーにドクタープーリーの組み合わせは60㎞/h程度しか出ない原因は、ウエイトローラーの溝の角度が原因だと思います。

もともとドクタープーリーは、純正プーリーに装着することを前提に設計されているのかもしれません。

純正プーリーならドクタープーリーで、ハイスピードプーリーには丸型ウエイトローラーが性能を発揮できるかもしれませんね~

まぁ僕も素人で詳しくないので間違っているかもしれませんが・・・以上が僕の検証結果ということになります。

タイトルとURLをコピーしました