アドレスV50（CA42A）復活計画～其の①

 

今回紹介するアドレスV50はエンジンを載せ替えたタイミングで不調になり、半年以上もほったらかしにしていたものです。

このCA42Aという型は、2サイクルエンジンから4サイクルエンジンに切り替わったばかりの、5.2psモデルになります。

なので4サイクルエンジンの割には結構パワフルです！

ちなみに現行型のアドレスV50はたった3.7psしかありません。

まぁアドレスV50に限らず、環境性能と燃費を重視した現行モデルはほんとに非力です。

このまま眠らせとくにはもったいので、なんとか復活させたいと思います。

どんな症状で不調なのか？

スロットルレスポンスが悪く、エンジン回転の上昇にタイムラグがある、またスロットルを戻したり走行中に止まるとエンストするというものです。

具体的に言うと、アイドリングは全く問題なく静かに安定しています。

その状態でスロットルを吹かすと、一瞬プラグが被ったように吹けなくなり、そのあとエンジン回転が上昇していきます。

スロットルを吹かす→１秒、２秒エンジン上昇って感じです。

ハッキリ言ってこのタイムラグはかなりストレスです。

しかもスロットルを戻すとエンストしたりしなかったり・・・（かなりの確率でエンストします）

これでは危なくて市街地を走ることができん。

なのでそのまま乗ることもなくナンバー外して放置してました。

なぜ不調になったのか？

実はこのアドレスV50はヤフオクで落札したもので、最初からピストンが割れていて凄まじい白煙を吐く車両でした。

そして自分でオーバーホールして問題なく乗っていたんですが、再びトラブルが発生したので、ヤフオクで中古エンジンを落札して、自分で載せ替えたんです。

 

半年ぐらい絶好調で問題なかったんですが、カーボン噛みでエンジンがかからなくなったので、ヘッドの部分を以前載せ替えたエンジンから移植したら、先に述べた不具合が発生するようになりました。

訳アリのエンジンから移植したヘッドなので問題があるのかと思い、カーボン噛みで外したヘッドのカーボンをきれいに取り除き、再びエンジンを降ろして変えてみたんですが全然ダメ・・・

もしかしてヘッドを交換するときにタイミングがズレたんじゃないかと思い、エンジンを降ろして確認したけど問題なし！

最初はまだここまで症状は悪くなかったんですが、だんだん悪化していったって感じです。

ほんとに最初はちょっとスロットルレスポンスにタイムラグがあるな～って感じだったんです。

それが日を追うごとに今の状態になりました。

アイドリングも全く問題ないことから、たぶんエンジンが悪いんじゃなくて補器類の不具合だと思うんだよな～

まぁ素人なのでよく分らんけど・・・

まぁとにかくバイク屋に頼むといくら取られるか怖いし、ネットで調べながら自分で何とか直していきたいと思います。