今回レッツ2の駆動系で色んな組み合わせを試してみました。
純正プーリーにドクタープーリーの組み合わせと、ハイスピードプーリーと丸型ウエイトローラーに交換した場合、そしてハイスピードプーリーとドクタープーリー両方の組み合わせにした場合のレビューを、それぞれ紹介しますので参考にしてみて下さい。
KN企画のハイスピードプーリー
今回使用するハイスピードプーリーはKN企画のものになります。
送料込みでも5,000円以下で買える激安ハイスピードプーリーです。
実はこのハイスピードプーリーはずっと前に購入して使っていたんですが、突然異音がしたので確認してみるとスライドピースが磨耗して粉々になっていたんですね。
なので純正プーリーに戻して使ってなかったので、その存在をすっかり忘れていました。
純正のスライドピースとハイスピードプーリーのスライドピースって、形状が違うので取り付けができないんですよね～
しかし今回スライドピースを購入したので、再びこのハイスピードプーリーを使うことにします。
ちなみに購入したスライドピースはホンダ用のスライドピースになります。
このハイスピードプーリー用のスライドピースっていうのが検索してもなかったんですよね～
なので形状的にホンダ用が合うかな～と思って購入してみました。
まぁKN企画プーリー関連って記載されているから大丈夫でしょう？
クリックポストで届いたんですが、普通の封筒に緩衝材なしで入ってました！
重い荷物の下敷きになったら簡単に割れるような気がする・・・もっと考えた方がいいと思うぞ。
左側がもともと付いていたスライドピースで右側が今回頼んだホンダ用のスライドピースです。
ほぼ同じです、ランププレートに取り付けても普通に取り付け出来ました。
なのでKN企画のハイスピードプーリーのスライドピースを探している人、ホンダ用のスライドピースが使用できますよ！（スズキ用のハイスピードプーリー）
ハイスピードプーリーと純正プーリーの比較
純正プーリーはグリスガードを取り付けるネジ穴が開いてますが、ハイスピードプーリーは取り付け用の穴が開いていません。
そのためランププレートの移動距離が限定されないので、かなり外側に押し出されます。
まぁ純正プーリーでもグリスガードを取り付けなければいいだけなんですけどね。
純正プーリーのグリスガードの加工についての記事はこちら↓
下の写真は左が純正プーリーで右がハイスピードプーリーです。
ハイスピードプーリーの方がプーリーフェイスの傾斜が急角度で、ドライブベルトがより外側まで移動できるようになっています。
プーリー内側のウエイトローラーの溝も、よりローラーが外側まで広がるように加工されています。
溝の角度自体も純正とは微妙に違います。
よく自分で溝の部分を削ってなんちゃってハイスピードプーリーに加工している人がいますが、すべての溝を同じように加工するのは難しい・・・というか人間の手じゃ無理でしょ？
下手したら耐久性が落ちて割れたりする可能性があるので、最初からハイスピードプーリーに交換した方が確実だと思います。
ハイスピードプーリーと丸型ウエイトローラーの組み合わせ
ではハイスピードプーリーに普通の丸型ウエイトローラーを組み込んだレビューです。
ウエイトローラーは14g×3個になります。
結果は最高速63㎞/hぐらいですかね～下りなら65㎞/hぐらいでます。
加速もそんなに変わったような感じはなく、思ったより期待した効果はでませんでした。
う～ん・・・メーター振り切りを期待していたのにな～
純正プーリーとドクタープーリーの組み合わせ
次は純正プーリーにドクタープーリーを組み込んだレビューです。
重さは7g×6個になります。
ドクタープーリーはヤバイです。
加速はそんなに変わった感はないですが、最高速が70㎞/hぐらいに・・・そこそこの上りでも60ちょっとはでます。
こんなに変わるとは思いませんでしたわ( *´艸｀)
ハイスピードプーリーに交換するより、ウエイトローラーをドクタープーリーに交換した方がいいのでは？
詳しいドクタープーリーの装着レビューは下記の記事で紹介していますので参考にしてみてください。↓
ハイスピードプーリーとドクタープーリーの組み合わせ
ではお待ちかねのハイスピードプーリーにドクタープーリーを装着したレビューです。
期待に胸を躍らせ、いざ発進すると・・・
はぁ？
何これ？
遅い・・・
嘘でしょ？
ノーマルでも58㎞/hでる上りで50㎞/hぐらいしかでん！
平坦な道路で頑張っても60㎞/hぐらいで、長い下りでも62㎞/hが限界ってところです！
なんかの間違いかと思い、何度試してみても同じ結果でした。
何故だ？？
う～ん・・・KN企画のハイスピードプーリーとドクタープーリーは相性が悪いのかもしれません。
まとめ
今回試した中で一番速かったのは、純正プーリーとドクタープーリーの組み合わせでした。
詳しくはドクタープーリーのレビュー記事に書いてますが、加速も良く最高速は70㎞/hぐらい出ます。
ハイスピードプーリーに丸型ウエイトローラーは65㎞/hぐらいですかね～
ハイスピードプーリーにドクタープーリーの組み合わせは、期待していたのに今回試した中では一番遅い結果になりました(´Д｀)
何がダメなんだろうか？
相性の問題かもしれません。
とにかくKN企画のハイスピードプーリーにドクタープーリーの組み合わせは、お勧めできないという結果になりました。
レッツ2の駆動系を弄ろうとしている人は参考にしてみて下さい。
