メルカリやヤフオクの個人売買で原付を購入した場合の手続きのやり方

バイク/その他
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フリマアプリの登場で、原付を個人売買で購入する人が増えてきたと思いますが、その場合の手続きのやり方を、実際の書類を交えて詳しく紹介します。

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原付きバイクを売る人の場合

原付を売る場合は、廃車手続きをしてから売ります。

廃車手続きは市役所の税務課で手続きをします。

税務課にもっていくもの

  1. 廃車にする原付のナンバープレート
  2. 原付のメーカーと車台番号が分かる書類(標識交付証明書など)
  3. 本人確認書類
  4. ハンコ(シャチハタ不可)

2番目の原付のメーカーと車台番号が分かる書類というのは、自分が分かればそれでいいです。

なので紙にメモしたり、スマホで車体に刻印されている車台番号を写真に撮るだけでも大丈夫です。

標識交付証明書が必要だという人もいますが、市役所に電話で確認したところ、特に必要だとは言われなかったので、なくても問題ないと思います。(地域によって違うかもしれません)

刻印されている場所は車体右側の下にあります。

たぶん車台番号の刻印の位置は、どのメーカーも同じだと思います。

僕は倉庫で保管していますが、刻印されている車台番号がかなり薄く分かりにくくなっていました。

CA1PA-250482というのが車台番号になります。

青空駐車で保管している人は錆びて分からなくなっているかもしれません。

その場合は何とか頑張ってみてください!

どうしてもわからない場合は適当でも大丈夫な気がする・・・

だって書類に記入するとき、税務課の人ってなにも確認しないので。

原付のメーカーはさすがに分からないことはないと思うけど・・・分からん人はネットで検索してください。

どうしてもわからん場合はこれも適当でいいかも・・・だってなにも確認されんし。

僕は3回ほど税務課で手続きをしましたが、結構いい加減で甘いところがある印象です。

原付きバイク廃車手続きのやり方

市役所の税務課に行き原付バイクの廃車手続きをしたいことを伝えると、軽自動車税廃車申告書兼標識返納書という書類を渡されます。

この書類に必要事項を記入したらハンコを押して提出します。

このときメモした車台番号を記入します。

下の写真は実際の写真なので、どんな感じに記入するか参考にしてみて下さい。

ナンバープレートを返却し、本人確認書類(免許書など)を提示すると原動機付自転車、小型特殊自動車 廃車申告済証というのが発行されます。

この廃車申告済証を売る人に渡さないといけないので大切に保管しておきます。

あと軽自動車税廃車申告書兼標識返納書の控えも売る人に渡すので、一緒に保管しておいた方がいいです。

これで原付バイクの廃車手続きは終了です。

あと廃車にした原付を譲渡する場合、別に譲渡証明書を作成して相手に渡します。

これは自分で適当な紙に、譲渡する車両の型式や車台番号などを記載したものに、自分の住所、氏名を記入して捺印したもので大丈夫です。

要はこの紙に記載されている車両を、確かに譲渡しますということが分かればいいです。

個人売買で原付を買った場合の手続き

フリマアプリなどの個人売買で原付を購入した場合も、市役所の税務課で手続きをします。

あらかじめ購入した原付の車台番号を紙などにメモしておきます。

税務課にもっていくもの

  1. 廃車申告済証
  2. 譲渡証明書
  3. 軽自動車税廃車申告書兼標識返納書
  4. ハンコ(シャチハタ不可)
  5. 身分証明書

1.2.3の廃車申告済証と譲渡証明書、軽自動車税廃車申告書兼標識返納書は出品者からもらいます。

これがないと手続きできないので必ず確認しておきましょう。(軽自動車税廃車申告書兼標識返納書は無くても大丈夫だと思います)

もしない場合は盗難車の可能性があるかもしれません!

税務課で軽自動車税申告(報告)書兼標識交付申請書という書類をもらい、住所、氏名、電話番号、車両情報を記入して捺印し提出します。

すると提出した軽自動車税申告(報告)書兼標識交付申請書の控えを渡されるので大切に保管しておきます。

そしてその場でナンバープレートと取り付け用のボルトとナットを渡されます。

ちなみにお金は一切かかりません!(太っ腹)

毎回お金がかかるんじゃないか?と思うんですが、3回とも0円でした!

しかしこれでナンバープレートを車体に取り付ければ乗れるわけではありません!

自賠責保険に加入

原付でも公道を走行するなら自賠責保険に加入しなければなりません!

もし自賠責に加入せずに公道を走行した場合、違反点数6点で即免許停止になり、1年以下の懲役、または50万円以下の罰金になるので注意が必要です!

自賠責の加入は市役所ではできないので、自賠責保険取扱店で加入します。

原付の場合は加入期間が1年~5年があり、1年契約なら7,060円、2年契約なら8,950円、3年契約なら10,790円、4年契約の場合12,600円、5年契約の場合14,380円になります。(2020/05現在)

長い期間契約すればするほど1年あたりの料金がお得になるので、長く乗るつもりなら5年契約をお勧めします。

自賠責保険を契約すると自動車損害賠償責任共済証明書と、ナンバープレートに貼るステッカーをもらえます。

自動車損害賠償責任共済証明書は大切に保管して、自賠責のステッカーはナンバープレートに貼り付けます。

手続きはこれで全てで、これで原付で公道を走行することができます。

まとめ

手続き自体は何も難しいことはありません。

平日の昼間に時間が取れなくても、代理人に頼むこともできます。

原付を購入するときってバイク屋で購入するより、メルカリやヤフオクなどの個人売買で購入した方がかなり安くなります。

最近フリマアプリを使用する人の増加で、かなりの出品数があるのでバイク屋で購入するよりいろいろ種類が豊富です。

無知な人がもう乗らないし邪魔になるから早く処分したいために、相場より激安で出品していることもあります。

こういうのに運よく当たるといいものを格安で手に入れることができます。

ただ詐欺まがいの出品もあるので、そこらへんは相手の評価を見るなりして、自己責任でということになりますね~

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