今回は原付スクーターレッツ2のフロントカバーの取り外しを詳細に紹介します。
原付の外装って正しい外し方を知らないと、簡単に割れてしまうんですよね～
とくにスズキはコスト削減でカウルが薄いです。
古い車両なら経年劣化でさらに割れやすくなっています。
原付スクーターならどのメーカーや車種でも、似たような取り付け方なので参考にしてみて下さい。
では正しい取り外し方を紹介します。
フロントカバーを固定している3個のプラスのネジを取り外します。
結構固いのでしっかりと押さえつけながら緩めるようにしないと、ネジ山を舐めるので注意。
ネジを緩めるときは押さえつけながら緩めるのは基本です。
フロントカバー裏側のプラスのネジ2本を取り外します。
フロントカバー下の裏側はクリップで固定されているので、マイナスドライバーでこじって取り外します。
クリップの取り外し方は、クリップの頭の隙間にマイナスドライバーを挿し込んで、こじるようにピンを抜く感じです。
以上のものを取り外したらあとは爪でハマっているだけなんですが、正しい方向に引っ張って取り外さないと割れてしまいます。
まずフロントカバー上の左右の角を、それぞれ手前に引っ張り爪を外します。
ハッキリ言って結構固いので、このまま引っ張って大丈夫か？と思いますが、大丈夫なので思いっきり引っ張りましょう。
左右の角の爪を外したら、上から斜め下に向かって引っ張ります。
すると簡単にフロントカバーを取り外すことができます。
フロントカバーの爪の形状が分かっていれば、どういう向きに引っ張ればいいか分かると思うので写真を載せておきます。
動画も撮影したので参考までにご覧ください。
勢い余って尻もちついてます。
取り付ける場合は下から上に向かって爪をハメ込みます。
基本的に取り外した逆のことをやればいいです。
あと取り付けるときの注意点ですが、レッツ2は車体の取付穴とフロントカバーの穴の位置がズレています。
こんなところがスズキ品質ですね～
すべての車両が取付穴の位置がズレているかは分かりませんが、取り付けるのにコツがいります。
普通にネジを取り付けようとしても、途中で止まって最後まで締めることができません。
ネジの形状を見れば分かると思いますが、特殊な形をしているのでぴったり取付穴が合わないと引っ掛かってしまいます。
強引に締め込むとカバーが割れてしまいます。
なので取付穴とフロントカバーの穴を、手で押したり引っ張ったりながら合わせます。
穴がぴったり合わさったら、すかさずネジを締め込みます。
穴のズレが大きい場合はけっこう力がいるので、2人で作業したほうが楽にできます。
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