今回はダイハツ ムーブのフロントブレーキパッド交換作業の紹介です。
車のブレーキの構造はメーカーが違ってもほとんど同じなので、自分でブレーキパッドの交換をやろうと思っている人は参考にしてみてください。
ブレーキパッドの注文
まずブレーキパッドを交換するにあたって、自分の車に合うパッドを注文しなければなりません。
ディーラーや車用部品を取り扱う店舗で購入可能ですが、ネットの通販で購入するのが一番安いです。
楽天やヤフー!ショッピングでもほとんどのショップが適合確認をしてくれるので安心です。
適合確認には車台番号などが必要なので注文するときは車検証を準備しておきましょう。
キャリパーの取り外し方
まずタイヤを取り外します。
ブレーキパッドを取り外すにはキャリパーを取り外さなければいけません。
キャリパーは14㎜のボルト2本で固定されています。
ブレーキパッドを交換するだけならボルト1本だけを取り外すだけで十分なので、一般的に下側のボルトを取り外します。
かなり固いので予め潤滑剤を吹き付けておくと緩めやすいです。
しかしここで問題発生!!
ボルトの頭を舐めとるじゃ~ないかΣ(゚Д゚)
緩めようと思ってるのに逆に思いっきり締め付けとったわ!
アホすぎる・・・(´Д`)
疲れと寝不足で・・・なんてこった。
反対側を向いてるボルトを緩めるときって、どっちに回せばいいか分からなくなるんだよな~
完全にボルトの頭を舐めてしまったので、キャリパー上側のボルトを取り外すことにします。
上側のボルトを取り外してキャリパーを下にズラそうとすると、ブレーキホースが引っ張って邪魔なので取り外す必要があります。
ブレーキホースを取り外すといっても、固定している12mmのボルト1本外すだけです。
これでキャリパーを下にズラしてブレーキパッドを取り外すことができます。
ブレーキパッドの取り外し方
ブレーキパッドの取り外し方は、ただハマっているだけなので、マイナスドライバーなどでこじって取り外します。
まあ手で強引に取り外せなくもないです。
ブレーキパッド新旧比較。
パッドの残量が全然違いますね~
古いパッドからシムを取り外し、新しいパッドに同じように取り付けます。
この黒いプロテクターの様なものは、ブレーキの鳴きや振動を押さえる役割があるそうです。
あとパッド残量を教えてくれる金具も忘れずに取り付けておきます。(最初から取り付けてないので自分で取り付ける必要があります)
ブレーキパッドの取り付け方
新しいブレーキパッドを取り付けるには、キャリパーピストンを押し戻さないと取り付けることができません。
パッドの厚みが増えているので当然のことですが・・・
そこでピストン戻しという工具を使います。
ブレーキパッドのハマっていたところにピストン戻しをはめて、レバーを回してピストンを押し戻します。
これで新しいパッドがはまるスペースができました。
あとは逆の手順で元通りに取り付けます。
まとめ
ブレーキパッドの交換は比較的簡単に交換することができます。
今までアルトワークス、ムーブ、サンバー、モビリオと交換してきましたが、構造はほぼ同じなので、一度覚えてしまえばほとんどの車種は交換できます。
今回の作業でかかった費用は、左右のブレーキパッド交換で1807円です。
自分で交換すればかなりの節約になります。
しかしブレーキ関係は命にか変わることなので、自信がない人は高い工賃を払って整備工場に頼むことをおすすめします!